記号の正式名称一覧|呼び方・用途・ファイル名に使える/使えないまとめ

記号の正式名称一覧|呼び方・用途・ファイル名に使える/使えないまとめ

Web制作やITの現場では、「/」「-」「_」「.」をはじめ、 さまざまな記号を日常的に扱います。 しかし、それぞれの正式名称正しい呼び方、 さらにファイル名に使ってよいかどうかまで含めて説明できるかというと、 意外と曖昧なことも多いのではないでしょうか。

この記事では、よく使われる記号と日本語文字について、 呼び方・用途・ファイル名での扱いを 実務目線でまとめて整理します。

よく使われる記号・文字の一覧

文字 一般的な呼び方 正式名称 ファイル名での使用 主な用途
/ スラッシュ Slash URL、パス区切り
- ハイフン Hyphen 単語の結合、区切り
_ アンダーバー Underscore ファイル名、変数名
. ドット Dot / Period 拡張子、ドメイン
+ プラス Plus sign 計算、URLエンコード
= イコール Equals sign 代入、比較
% パーセント Percent sign × 割合、URLエンコード
? クエスチョン Question mark × URLクエリ
@ アットマーク At sign メール、SNS
# シャープ/ハッシュ Hash / Sharp ID指定、ハッシュタグ
& アンパサンド Ampersand ANDの意味
「 」 カギカッコ Japanese quotation marks 引用、強調
中黒点 Middle dot 語句の区切り

「/」(スラッシュ)の正式名称と用途

「/」はスラッシュ(Slash)と呼ばれ、 URLやディレクトリ構造の区切りとして使われます。 ファイル名そのものには使われませんが、 Webの文脈では最も重要な記号の一つです。

「-」(ハイフン)とダッシュの違い

「-」はハイフン(Hyphen)で、 単語の結合や区切りに使われます。 見た目が似ているダッシュ(– / —)とは別の記号です。 ファイル名ではハイフンが推奨されます。

「_」(アンダーバー)の正式名称と用途

「_」の正式名称はアンダースコア(Underscore)です。 一般的にはアンダーバーと呼ばれ、 スペースの代替としてファイル名や変数名で使われます。

「.」(ドット)の正式名称と用途

「.」はドット(Dot)、 文脈によってはピリオド(Period)とも呼ばれます。 拡張子やドメイン名で使われ、位置によって意味が変わる記号です。

「+」「=」「%」「?」の注意点

これらの記号は計算やURL処理で使われますが、 ファイル名に含めると誤解や不具合の原因になることがあります。 特に「%」や「?」はURLの仕様と衝突するため、 ファイル名では避けるのが無難です。

日本語記号(カギカッコ・中黒点)の扱い

日本語のカギカッコや中黒点は文章表現では便利ですが、 ファイル名やURLでは環境差や文字化けの原因になります。 公開ファイルでは英数字と記号に限定する方が安全です。

ファイル名で安全に使える文字の考え方

Web制作では、ファイル名を 英小文字・数字・ハイフン・アンダーバー に限定するのが基本です。 これにより、サーバー・OS・ブラウザ間のトラブルを防ぎやすくなります。

まとめ

記号の正式名称や用途を知っておくと、 仕様書の理解や説明がスムーズになります。 ただし実務では、厳密さよりも トラブルを避ける安全な使い方を優先することが重要です。

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